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進捗が止まったら、まだダウンロード中なのか、すでにインストーラーが動いているのかを確認します。インストールが始まった後は結果を待ちます。まだダウンロード中なら、元の設定と使える接続を確保してから、キャンセルするか公式インストーラーを使うか判断し、更新結果を確認できる形で進めます。
更新の取得が止まるとき、進捗・キャッシュ・キャンセルは何を示す?
進捗、待った時間、最初のエラー、キャンセル後の変化を記録します。インストーラーが起動済みなら、強制終了せず結果を待ってください。まだダウンロード中なら、後述の公式インストーラーを使う手順に進みます。
今回の確認時点の最新正式版は v2.5.8 です。旧更新機能は今回の更新を完了してから新しい実装を使えるため、古い画面を何度開いても修正は読み込まれません。次回の更新を試すために旧版へ戻す必要はありません。
v2.5.8 の修正内容と、別途切り分けが必要な症状
公式 issue #8172 は、Windows で v2.5.6 から v2.5.7 へ更新する際、取得済みの内容が再ダウンロードされ、速度が遅く、キャンセルしても停止しなかったという報告です。その後、メンテナーがキャッシュの再利用とダウンロードのキャンセルを修正するコミットを示しました。2026 年 10 月 9 日公開の v2.5.8 には、この三つの修正が記載されています。ただし、更新が止まる原因をすべて同じ不具合と判断することはできません。
段階ごとに切り分ける
| 観察された現象 | このバージョンでの処理方法 | 確認する点 |
|---|---|---|
| ダウンロード完了後に最初からやり直す | v2.5.8 は、キャッシュのバージョンと現在の更新対象を照合し、インストールパッケージの署名を検証します。条件を満たした場合だけ再利用します。 | キャッシュが一致しない、または検証に失敗した場合は再ダウンロードされます。再取得をすべて不具合と判断してはいけません。 |
| ダウンロードが遅い、または進捗が止まる | 更新情報に記載されたアドレス、ほかのミラー、GitHub の順で取得を試みます。最初の試行では、遅すぎる取得元を判定して切り替えます。 | 取得元の切り替えは復旧を試みる処理です。どのネットワークからもアクセスできることや、短時間で完了することを保証するものではありません。 |
| キャンセルしてもウィンドウが閉じるだけ | v2.5.8 は、準備とダウンロードの段階で実際にキャンセル処理を呼び出します。 | インストールが始まった後も中止できるとは限りません。更新を何度も押したり、インストーラーを強制終了したりしないでください。 |
| インストール失敗、またはサービスの異常 | 上記のダウンロードに関する修正の対象外です。 | インストール時のエラーと完全なバージョン番号を保存し、該当するプラットフォームの公式インストール手順とサービスの説明に沿って対応してください。 |
確認したバージョンのソースコードでは、最初のダウンロード試行中は 30 秒ごとに進捗を確認し、その間に増えたデータが 1 MiB 未満なら取得元を切り替えます。すべての取得元で最初の試行が失敗した後の二回目は、データの受信が止まったかどうかだけで判断します。したがって「30 秒以内に自動で直る」と説明したり、常に GitHub を優先する実装だとしたりすることはできません。
新版でも、キャンセルボタンとウィンドウを閉じる操作は区別してください。キャンセルはバックエンドの処理を呼び出しますが、ウィンドウを閉じるだけでは画面が非表示になるだけです。キャンセルは準備中またはダウンロード中に行い、処理が終了してから再試行してください。インストール中にウィンドウを閉じても、中止したことにはなりません。
ダウンロードが止まった時点の進捗、待機時間、最初のエラー、インストールがまだ進行中かどうかを記録してください。ブラウザーでプロジェクトのトップページが開いても、そのページに接続できることしか分からず、対応するインストーラーやダウンロード途中の転送先にも接続できるとは限りません。進めようとして複数の更新ウィンドウを同時に開かないでください。
独立したバックアップを残し、公式インストーラーで更新する
設定の「Verge詳細設定」から「バックアップ設定」を開き、ローカルバックアップを作成します。その後、バックアップ履歴を開いて更新前の記録をエクスポートし、アプリのデータディレクトリ以外に保存してください。記録を作るだけでは、独立したコピーを保存したことにはなりません。外部の設定ファイルや自分で管理するリソースも別途保存してください。バックアップとサブスクリプションの認証情報は、自分の端末だけに保管します。
インストーラーが起動している場合は、結果を待ってエラーを保存し、強制終了しないでください。まだダウンロード中でキャンセルが効かない場合は、まず公式インストールパッケージを手元に確保します。取得に現在のプロキシが必要なら、使える接続を維持してダウンロードを完了してください。その後、システムプロキシまたは TUN を通常の手順で停止し、アプリを完全に終了してから、公式の方法で手動更新します。
設定を残して更新する
バージョンとシステムのアーキテクチャを確認する
アプリの完全なバージョン、OS、アーキテクチャ、現在の Profile、プロキシモードを記録し、書き出した更新前バックアップを残します。インストーラーが開いている場合は結果を待ってください。v2.5.8 のシステムログに Installing update v と出るのも、インストール処理に入った手掛かりです。旧版に同じ表示があるとは限らず、表示がなくてもダウンロード中とは断定できません。
公式 Release でインストールパッケージを選ぶ
記事末尾の v2.5.8 公式 Release を開き、公式のインストール手順に従って、システムとアーキテクチャに合うパッケージを選びます。macOS は最低システム要件も確認してください。当サイトにある過去のバックアップ版を、今回の修正を含むバージョンと取り違えないでください。
公式の手順でインストールし、再起動する
ダウンロード後は、各プラットフォームの通常のインストール方法で更新し、既存のデータとインストール先を維持します。パッケージマネージャーを使っている場合は、公式の説明に記載された対応する配布経路を引き続き使い、ポータブル版や複数のインストール先を混在させないでください。一時キャッシュファイル pending_update.bin を実行したり、署名検証を回避したり、更新を進めるためにアプリの設定を消去したりしてはいけません。
アプリ内でバージョンと元の設定を確認する
起動後、実際に動いているバージョンが v2.5.8 であることを確認します。元の Profile、ノード、ルール、プロキシモードを照合し、新しい HTTPS リクエストで正常にアクセスできるか確かめてください。通常の手順で終了して再起動した後、もう一度確認します。
公式インストールパッケージのダウンロード自体も失敗する場合は、現在使えるクライアントとバックアップを残し、その取得経路で最初に出たネットワークエラーを確認して、公式の説明に沿って対応してください。パッケージを取得済みなのにインストールできない場合は、再ダウンロードを繰り返さず、インストールの段階を調べます。セキュリティソフトを停止したり、出所不明のパッケージを使ったりして回避しないでください。
復旧の確認と、次の更新時に検証すること
今回の更新を確認する
- アプリ内の完全なバージョン番号が v2.5.8 で、元の設定を正常に読み込める
- ノード、ルール、プロキシモードが正しく、新しい HTTPS リクエストが成功する
「最新バージョンです」と表示されても、確認できるのはバージョンの照合結果だけです。キャッシュの再利用やダウンロードのキャンセルを実際に検証できたことにはなりません。次に公式の更新が公開されたときに、一度更新を観察してください。バージョンが一致し、署名が有効な完全なキャッシュは再利用されるはずです。キャンセルが必要な場合は準備中またはダウンロード中だけで操作し、処理が終了したことを確認してから再試行します。
取得元の切り替え、署名検証の失敗、バージョンの不一致で再ダウンロードされた場合は、まずエラーと処理の段階を記録してください。進捗がゼロに戻っただけで、キャッシュの再利用に失敗したとは判断できません。インストール成功後は通常の手順で再起動し、新しいバージョンを確認します。ウィンドウが閉じたこと自体は、更新完了の証拠になりません。
設定の復元と更新エラーの報告
設定が実際に破損している場合は、まず現在のデータを残してください。その後、バックアップ履歴に、以前エクスポートした更新前のファイルをインポートし、該当する記録を選んでバックアップの復元を実行します。インポートは履歴に追加するだけで、自動では適用されません。復元後にサブスクリプション、ルール、プロキシモード、実際のリクエストを再確認してください。
検証済みの使える設定を優先して復元します。アプリ自体を旧版へ戻す必要がある場合は、先に公式のセキュリティ勧告とバックアップの互換性を確認してください。新版で作成したバックアップを旧版で読めるとは限らず、issue にある旧バージョンへの変更案をそのまま使ってはいけません。使える設定がない場合は、通常の操作でプロキシによる通信の取り込みを停止し、通常のネットワークを確認します。プロキシ経由が必須の業務へのアクセスは一時的に見合わせてください。
異常が続く場合は、完全なバージョン番号、システムとアーキテクチャ、更新先のバージョン、停止した段階、待った時間、キャンセル後の状態、最初のエラー、通常の終了と再起動後の結果を開発元に伝えてください。サブスクリプションのトークン、個人のアドレス、バックアップの内容は伏せ、インストールパッケージや認証情報を添付しないでください。自分が観察したダウンロードとインストールの結果を分けて説明し、再検証していない修正を検証済みと書かないようにします。
参考資料
- Clash Verge RevClash Verge Rev v2.5.8:キャッシュ、低速の取得元、ダウンロードキャンセルの修正
- Clash Verge Rev再ダウンロード、速度低下、キャンセルが効かない問題の報告とメンテナーの返信 #8172
- Clash Verge Revv2.5.8 の更新キャッシュ検証、取得元の切り替え、キャンセルできる段階の実装
- Clash Verge Rev DocsClash Verge Rev 公式のインストール手順とシステム要件
- Clash Verge Revv2.5.8 のバックアップに含まれる設定ファイル
- Clash Verge Rev旧版へ戻す前に確認する Windows サービスのセキュリティ勧告
- Clash Verge Revv2.5.8 のローカルバックアップの取り込み、復元、設定の再読み込み
- Clash Verge Revv2.5.8 のバックアップの書き出し、復元の確認、自動再起動
